2025ヘルスケ労協学習会 ジェンダー平等とワークライフバランス

 ヘルスケア労協は連合の医療と介護フェスに併せて5月18日に学習会をチサンホテル浜松町にて開催した。

 テーマは、「笑って考えよう家庭のこと、仕事のこと未来のこと(ジェンダー平等)」を東京大学の瀬地山角教授に講演して頂いた。

  講演は、以下のような内容であった。

  ①CMを例えて「奥さんである女性が夕食を作って、男性である旦那を待つ」のが以下にも一般的な関係である…と思えるCMの着目点

  ②高速道路のトイレで、女性トイレだけ長者の列…(全体的設置面積は男女平等だが、一つひとつの必要な面積(個室や容器)が男女で違うため、設置数では男>女となる。これは、設計段階で女性が含まれていないことに起因する

  ③年収300万円でも正社員であれば、1億以上稼げる(1億円宝くじを当てるより確実)

  ④男性が家事炊事を行う

  たくさんの事例を笑いを含めてご紹介して頂いた。

  講演の後は、田村委員と野田委員が、瀬地山さんを交えて、ジェンダー平等の話題が盛り上がった。

なお、ヘルスケア労協は国際看護の日に合わせた看護職員の処遇改善アピールやガザにおける医療従事者への攻撃に抗議するアピール(PSI)を全体で行った。